私は、外国から日本に来た方々を支援する活動を通じて、彼らが母国に帰った際に、日本人駐在員に対して親切に接してくれることを期待して活動をしています。
現在、130万人もの日本人が海外で働いていますが、彼らの安全や生活を支えてくれるのは、間違いなく現地で理解のある人々です。だからこそ、外国の方々との友好的な関係を築くことは非常に大切だと考えています。
もし日本に来た留学生や外国人に対して、意地悪をしたり、差別をしたらどうなるでしょうか。彼らが母国に帰国した際、日本人に対して親切に接することは期待できないでしょう。
数年前、中国で日本製品のボイコットや様々な反日活動がありました。その活動を主導していたのは、実は日本に対して好意を持っていた留学生たちだったのです。中国や韓国の50代、60代の方々の多くは、日本行きに反対していますが、それを押し切って日本に留学する若者たちも多いのです。
彼らが日本で差別や嫌がらせを受け、夢を壊されてしまったら、日本に対する感情が悪化するのは当然のことです。
部屋を借りることもできず、銀行口座も作れず、周りから冷たい目で見られ、就職のチャンスも与えられなければ、誰でも不満を抱きます。それが、かつての反日暴動の背景にある真実なのです。
彼らが母国に帰れば、当然のように日本人に対して敵対的になるでしょう。
私が21歳でアメリカに行く際、母親から「あなたは日本人としてアメリカに行くのだから、日本人の代表として現地の人々に接し、迷惑をかけたり、悪いことは決してしないように」と言われました。
ただし、すべての外国人を無条件に支援することが良いわけではありません。良い外国人とそうでない外国人を見極めることが重要です。
悪質な行動を取る者に対しては厳正に対処し、インフラを利用する以上、税金もしっかりと支払ってもらいます。そして、真に優れた人々には日本で長く暮らしてもらえるようにし、良い国を作っていきたいと考えています。
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