本当に留学生は優遇されているのか?

【自己表現】
「国費留学生 おかしい」「外国人留学生 奨学金 おかしい」

こんな話題が選挙時に特に目にします。
注目を集めるので、(どの国でも同じですが!)注目を集めたい人が、(選挙人、活動家等)外国人をターゲットにして、矛盾点があるかの如くマイクやSNSを使い発信していく、10~20年前ならこの矛盾点をただすことは時間がかかったのですが、今はSNSで数分で、事実か矛盾かわかる時代です。
それでも矛盾を信じてしまう人がいる。

本当に留学生は優遇されているのか?検証してみよう。

外国人留学生数(令和2年度5月1日現在) 資料提供文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1338568.htm

  • 留学生総数:279,597人
  • 国費留学生数:8,761人 (全体の3.1%)
  • 国別私費、国費留学生数:

中国:総数121,845人  国費834人
韓国:総数15,785人  国費565人
インドネシア:総数6,199人  国費888人
タイ:総数3,032人  国費614人
ベトナム:総数62,233人  国費601人

国費留学生は全体のわずか3.1%に過ぎません。この数値を多いいか少ないかは見解の相違があると思います。
それよりも、私費留学生がこの日本で消費する総額を考えてみた方がいいのではないでしょうか?

留学生の消費
  • 教育機関費用  1年間(50~80万円)
  • 宿舎費  1年間(60~90万円)
  • 生活費  1年間(70~120万)
    留学生一人年間消費額は、180~290万円 【あくまでも日本語教育機関の費用です】
    留学生総数は、≒271,000人(国費留学生除く)
    271,000×180万円=4,878億円 これは1年間の数値で最低限の経費です。

    ほとんどの学生が1.5年日本語教育機関に通います。
    1.5年間で7,317億円消費することになります。】

    半数以上の学生が進学します、専門学校2年間、4年制大学、大学院2年間、
    一人の学生が専門学校へ進学した場合、日本滞在での消費金額は、
  • 日本語教育機関1.5年間 : 270~435万円 (個人差があります)
  • 専門学校2.0年間 : 授業料(150~200万) 宿舎費(120~240万) 生活費(140~240万)
    日本滞在3.5年間での消費金額は、最低でも【680万円】消費しているのです。
    もの凄い経済効果と私は思うのです。
    留学に伴い、ご両親が旅行がてら日本へ来る効果もあるのです。爆買いとまではいきませんが、留学生を呼び込むことは日本経済にとって不可欠と思われます。

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