今から16年前、
当時の日本ではまだ珍しかった
**「留学生専門・24人収容の宿舎」**を立ち上げ、
私はその管理運営を行うことになりました。
同じビルの中に事務所を構え、
朝から晩まで、留学生たちの生活を
文字通り“つぶさに”見る日々。
正直に言います。
これはもう、驚きの連続でした。
まず驚いたのは「清掃」という概念
最初にカルチャーショックを受けたのが、
「掃除をする」という感覚。
日本人の感覚で言うと、
「え、ここ…誰も掃除してない?」
というレベル。
実際、
ほぼ誰も掃除しない。
床?
そのまま。
共用部?
そのまま。
「汚れたら掃除する」というより、
「汚れても気にしない」文化。
この時点で、
「これはマニュアルだけでは無理だな…」と
悟りました。
次は、水道管。とにかく詰まる。
次に私を悩ませたのが、
水回りのトラブル。
とにかく、詰まる。
もう、笑えないくらい詰まる。
体感ですが、
30回以上は詰まりました。
原因はさまざま。
・流してはいけないもの
・大量の油
・紙類
・謎の固形物
もはや、
「またか…」が口ぐせになるレベル。
業者さんとも顔なじみになり、
最後は
「また留学生さんですか?」
と、言われる始末。
はい、その通りです(笑)
極めつけは、土日の“懇親会”の翌日
そして、今でも忘れられない事件があります。
当初の約束で、
「土日は友人を連れてきて、懇談会OK」
としていました。
ある月曜日。
いつものように事務所に出勤。
寮のリビングに入った瞬間、
私は立ち尽くしました。
……ない。
掃除機がない。
電子レンジがない。
炊飯器がない。
延長コードも、
コンセントまわりまで、きれいさっぱり。
文字通り、
“ごっそり”消えていた。
一瞬、
「強盗?」
と思いました。
違いました。
どうやら
懇談会+お持ち帰り
という文化だったようです。
この時ばかりは、
さすがに私も言葉を失いました。
それでも、これは「いい経験」だった
今振り返ると、
これらはすべて、
教科書には絶対に載っていない、最高の現場経験でした。
文化が違えば、
「当たり前」もまったく違う。
悪気があるわけではない。
ただ、
ルールと感覚が、根本から違う。
この経験があったからこそ、
私は今、はっきり言えます。

外国人の住まい問題は、
書類や契約だけでは解決しない。「生活」と「文化」を知らないと、
本当のリスクも、
本当の対策も見えてこない。
現場を知らずに判断するのは、正直危険です
ネットの情報や、
きれいごとの理屈だけで判断すると、
あとから必ず、現場でズレが出ます。
私は、
この24人の留学生寮で、
それを嫌というほど体験しました。
アッという間の16年!
だからこそ今、
外国人・高齢者の住まいについては、
「現場ベース」でしか判断しません。
それが、
今の有料相談の原点でもあります。↓
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