「年齢を理由にお断りします」
この言葉を、何人の方が聞いてきたでしょうか。
67歳。
まだ仕事もしている。
自分のことは自分でできる。
それなのに、内見すらできない。
私は不動産現場16年。
1,000室以上の入居に関わってきました。
その中で、はっきり言えることがあります。
高齢者が断られる理由は「年齢」ではありません。
本当の理由は3つです。
① 大家が恐れているのは「孤独死」ではない
よく言われます。
「孤独死が怖いから高齢者はNG」
しかし現場で本当に問題になるのは、
・発見まで時間がかかること
・その後の連絡体制が曖昧なこと
・家族と連絡が取れないこと
つまり、「死」そのものよりも
“その後の処理が見えないこと”が怖いのです。
ここを整理できれば、受け入れられる可能性は一気に上がります。
② 保証人問題は“構造”で解決できる
「保証人がいないから無理」
これもよく言われます。
しかし今は保証会社があります。
さらに、
・月1回の見守り契約をつける
・家族と最低限の合意書を交わす
これだけで、大家の心理は大きく変わります。
“安心材料が揃っていない”から断られるのです。
③ 年金=支払い不安という誤解
実は、年金受給者の滞納率は
現役世代より低いケースもあります。
なぜか。
収入が固定だからです。
問題は収入額ではなく、
・預貯金の有無
・支出管理の状況
ここをきちんと説明できるかどうか。
「通帳を見せるのが恥ずかしい」
その気持ちは分かります。
ですが、説明できる材料がある方は通ります。
では、どう突破するか?
私が現場で実際に提案しているのはこの3点です。
✔ 家族との緊急時合意の明文化
✔ 事前説明資料を作る(簡単な自己紹介+資金状況)
これを準備するだけで
“断られる側”から“選ばれる側”に変わります。
高齢者問題は、感情論では解決しない
「高齢者差別だ」
そう言いたくなる気持ちは分かります。
ですが、現場では
感情より“リスク整理”がすべてです。
大家も怖い。
入居者も不安。
だからこそ、橋渡し役が必要です。
最後に
年齢を理由に断られた経験がある方。
または、高齢入居に不安を抱える大家様。
問題は「年齢」ではありません。
問題は「不安が見える化されていないこと」です。
16年の現場目線で、
何ができて、何が難しいのか。
現実ベースで整理します。
住まいは“最後の安心”です。
年齢で諦める必要はありません。
外国人就労者・高齢者の住まい確保・定着支援|企業相談室
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