怖い怖い「詐欺メール」❷

【シニアライフ】
代表的な手口は次の三種類

詐欺メールの手口にはさまざまな種類がありますが、

  • フィッシング詐欺メール
  • 架空請求メール
  • 還付金・支援金詐欺メール
フィッシング詐欺メール

大手の銀行やECサイトなどを装って、銀行口座情報やクレジットカード情報などを盗む手口です。近年はフィッシング詐欺メールによる詐欺が増加傾向にあり、手口も年々巧妙化しています。

具体的な手口としては、「パスワードの変更が必要です」「本人確認が必要です」といったユーザーの不安を煽るような件名でメールが送られてくるケースが多いです。メール本文には公式サイトと思わせる偽のURLが記載されており、アクセスするように促してきます。そして、巧妙に作られた偽サイトで口座情報やクレジットカード情報などを入力させて、個人情報を盗み出します。


フィッシング詐欺メールの見極め方

  1. 送信元アドレスを確認する
    • 公式なドメイン(例: @company.com)に見せかけた偽アドレス(例: @compaany.com)が使われることがあります。
    • 不審な文字列や見慣れないアドレスには注意。
  2. 緊急性を強調している文言に注意
    • 「アカウントがロックされます」「〇日以内に対応しないと利用停止されます」など、焦らせる内容が含まれることが多い。
  3. リンク先のURLを確認する
    • メール内のリンクをクリックする前に、リンク先のURLをホバーして確認。公式サイトとは異なる不審なURL(例: 短縮URLや見慣れないドメイン)に注意。
  4. 添付ファイルに注意
    • 不審な添付ファイル(特に .exe, .zip, .pdf など)は開かない。ウイルスが含まれる可能性があります。
  5. 文面の不自然さ
    • 日本語や英語の文法が不自然、または誤字脱字が多い。
    • 個人名や企業名が使われていない曖昧な表現が含まれる。
  6. 個人情報やパスワードの要求
    • 信頼できる企業や団体がメールで個人情報やパスワードを要求することはほぼありません。

フィッシング詐欺メールへの対処法

  1. メールを開かない・リンクをクリックしない
    • 不審に感じたら即削除。リンクを絶対にクリックしない。
  2. 公式サイトやアプリから直接確認する
    • メール内のリンクを使わず、公式サイトやアプリに直接アクセスして、アカウントの状態を確認。
  3. 送信元に直接問い合わせない
    • メールに記載された連絡先に返信せず、公式サイトから連絡先を調べて直接問い合わせる。
  4. 添付ファイルを開かない
    • 添付ファイルを絶対にダウンロード・開封しない。
  5. メールをスパム報告する
    • 使用しているメールサービス(例: Gmail、Yahoo!メール)でスパム報告機能を活用。
  6. セキュリティソフトを活用する
    • フィッシング詐欺対策機能を持つセキュリティソフトをインストール。
  7. 疑わしいメールを削除する
    • 不審なメールを即削除し、他の人にも同様の詐欺に注意するように知らせる。

フィッシング詐欺に遭った場合の対応

  1. パスワードを変更する
    • 詐欺メールに関連するアカウントのパスワードを即変更。
  2. 詐欺被害窓口に相談する
    • 日本の場合、以下の窓口に相談できます:
  3. クレジットカードや銀行口座の停止
    • 情報が漏れた可能性がある場合は、速やかにカード会社や銀行に連絡して使用を停止。
  4. ウイルススキャンを実施
    • デバイスにセキュリティソフトを使ってウイルスチェックを行い、感染していないか確認。

日常的な予防策

  • 二要素認証(2FA)を有効化
    • 可能な限り、アカウントの二要素認証を設定。
  • パスワード管理を徹底
    • 安全で推測されにくいパスワードを利用し、複数のアカウントで同じパスワードを使い回さない。
  • 定期的にセキュリティを確認
    • アカウントのログイン履歴や使用状況を定期的にチェック。

スマホを使うようになると多くの詐欺メールが届くようになりますから、わからないときは恥ずかしくないので周りの人に(特に若い人)に聞いてくださいね!

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