この町は「茅を扱う場所」、つまり茅場町
今回ご紹介するのは、東京メトロ日比谷線・東西線の**「茅場町駅」**です。
「茅場町」という名前、不思議だと思いませんか?
実はその由来は、江戸時代初めまでさかのぼります。
江戸城の拡張工事の際、神田橋付近で**茅(かや)**を売っていた商人たちが、この地へ移されました。

「駅名の由来シリーズ」→東京メトロ茅場町駅―なぜ、この名前が付いたのでしょうか。江戸時代の初め、この辺りには茅や葦が生い茂る土地が広がっていた#証券取引所 #東京生活
「茅場町」――なぜ、こんな名前なのでしょうか?江戸時代、この辺りには茅や葦が生い茂る土地が広がり、さらに茅を扱う商人たちが移り住んだことから、「茅場町」と呼ばれるようになったとされています。街を歩けば、松尾芭蕉の弟子・宝井其角の住居跡や、江...
そのため、この町は「茅を扱う場所」、つまり茅場町と呼ばれるようになったのです。
駅から歩いて最初に訪れるのは、其角住居跡。
ここは、松尾芭蕉の高弟で「蕉門十哲」の一人、宝井其角が晩年を過ごした場所です。
「越後屋に きぬさく音や 衣更え」
そんな名句を残した其角は、この地で生涯を閉じました。
すぐ隣には、日本橋日枝神社摂社と智泉院があります。
江戸時代、この場所は山王祭の神輿が休む御旅所として栄え、神社とお寺が一つの境内にある神仏習合の姿が見られました。
今もその名残が残る、歴史ある場所です。
さらに歩くと見えてくるのが、茅場橋。
現在はオフィス街ですが、江戸時代には日本橋川を行き交う船で賑わい、商人たちが集まる物流の拠点でした。
証券の街・兜町にも近く、今では日本経済を支えるビジネス街として発展しています。
最後は、茅場橋南児童遊園。
小さな公園ですが、この周辺は江戸から令和へと受け継がれる歴史の中心地。
俳人、商人、そして現代のビジネスマンまで、多くの人々が歩いてきた街なのです。
駅名の由来を知って歩いてみると、何気ない街並みに400年以上の歴史が隠れていることに気づきます。
部屋も大事、でも暮らすのは街。
今回は、茅場町駅をご紹介しました。

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