「外国人はSUUMOでは借りられません」 今の時代、そんなはずはないと思う方もいるかもしれません。しかし、日本の賃貸市場には、今もなお厳然たる「見えない壁」が存在します。
私がこの世界に飛び込んだ18年前、その壁はもっと露骨で、もっと冷ややかなものでした。
18年前の不動産業界の「当たり前」
私が仕事を始めた当初、不動産会社の入り口には、今では考えられないような張り紙が平然と掲げられていました。 「ペット・外国人 お断り」
そこには、一人の人間として向き合う姿勢など微塵もありませんでした。不動産業界全体が、外国人の方々への配慮を「不要なもの」として切り捨てていた時代です。
「私たちは、ペットと同じなのですか?」
忘れられない出来事があります。 ある留学生から、真っ直ぐな瞳でこう問いかけられました。
「看板を見ました。私たちは、ペットと同じ扱いなのですか?」
胸を突かれる思いでした。言葉の壁を越えて日本へ学びに来た若者が、住まいを探すという当たり前の権利さえ、動物と同じ土俵で拒絶されている。
私はその時、すぐに言葉を返すことができませんでした。不条理な現実に、ただただ申し訳なさと、やり場のない憤りを感じたのを今でも鮮明に覚えています。
私が「外国人専門」を貫く理由
あの時の留学生の問いに、18年経った今なら答えられます。 「そんなことはない。あなたが安心して暮らせる場所は、必ず見つかる」と。
その後、私は独立し、これまで1,000室以上の外国人向け物件のサポートに携わってきました。単なる物件紹介ではなく、管理団体や行政書士の方々と連携し、入居後の生活まで見据えた体制を整えています。
日本で暮らす、すべての人に安心を
時代は変わり、以前のような露骨な張り紙は消えました。しかし、ポータルサイトで「外国人可」にチェックを入れても、実際には審査で落とされるケースは後を絶ちません。
条例上禁止なのですが、いまだに「外国人不可」と平然と掲載している不動産会社もあります。
私は、18年前のあの悔しさを忘れていません。 日本という国を選んでくれた方々が、住まいの悩みでその夢を諦めることがないように。
これからも、プロフェッショナルとして、そして一人の人間として、誠心誠意サポートを続けてまいります。
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