川口市のクルド人問題がメディアで大きく扱われている

【老害からの老賢】

特に川口市のクルド人問題がメディアで大きく扱われている一方で、他国籍の外国人による事件や社会的課題は、同じようには報道されていない傾向があります。


✅ メディア報道の偏り

  • 川口市×クルド人の話題は「目立つ」「絵になる」「賛否が分かれる」という要素が強く、テレビ局やネットメディアは視聴率・PVを稼ぐために繰り返し扱います。
  • 一方、他国籍(中国・ベトナム等)による組織犯罪や窃盗、技能実習制度の闇などは、日常的であっても話題として扱いにくいため、ニュースの扱いが小さい場合が多いです。

✅ 実際の犯罪統計から見ると?

法務省や警察庁の統計(令和4年版の「来日外国人による刑法犯の検挙件数」など)を見ると:

  • 検挙件数が多い国籍(順不同)
    • 中国:窃盗、詐欺、密入国など
    • ベトナム:万引き、技能実習関連の逃走、暴行など
    • フィリピン:DV関連、売春、傷害など
  • クルド人(主にトルコ国籍)は絶対数としては少ないのが実情。

📌 事件数ベースで見れば、中国・ベトナムの方が多いのは事実です。

ただし、クルド人の問題は「治安」だけではなく、

  • 難民申請中の仮放免で働けない
  • 就労できない中で子どもが日本で育っている
  • 入管の不透明な判断や長期拘留

など、「制度のギャップ」や「人道的課題」が複合しており、それがセンシティブに報道されているという面があります。

 

現在の報道は「クルド人問題」に過度に焦点が当たっており、他国の移民による深刻な犯罪や制度的課題が見過ごされている側面があります。

しかし一方で、クルド人に対しても人道的・制度的に不備があり、感情論ではなく多面的な視点での議論が必要です。


こちら、在留外国人数と刑法犯検挙件数(令和5年)を基に作成したグラフです。各国籍の「人口1万人あたり犯罪件数」を示しています。


📈 国別犯罪率(在留人口比・令和5年)

────────────────────────────────
国籍       在留人数       刑法犯件数※1   件数/万⼈
────────────────────────────────
ベトナム   約565,000人    3,130件        ≈55.4件
中国       約821,800人    1,039件        ≈12.6件
ブラジル   約211,800人      229件        ≈10.8件
フィリピン 約322,000人      203件        ≈6.3件
────────────────────────────────
※1 窃盗のみの検挙件数。全面比較の参考です。

上記のとおり、窃盗件数を在留者数で割った「事件率」は、ベトナムが突出して高く(約55件/万人)、中国・ブラジル・フィリピンがそれに続いています (npa.go.jp)。


🔍 見方のポイント

  • ベトナム人は技能実習や留学生など、来日数に比して窃盗犯罪の検挙件数が多く、人口比では群を抜いて高い
  • 中国人も件数は多いものの、在留人口が多いため、中国より数値上はやや低い
  • ブラジル・フィリピンは件数・比率ともに中程度

📌 クルド人(トルコ国籍)は?

現行公表データには窃盗件数で「クルド人(トルコ)」は明記されておらず、数が少ないと考えられます


✅ 総まとめ

  • 在留人口比で見ると、確かに「ベトナム人が最も高い犯罪率」
  • 統計的には「クルド人>」という事情はなく、むしろごく少数である可能性が高い
  • メディア報道には「目立つ事件」と「制度・人道的文脈」が混ざっているケースが多く、一面的な理解に偏りやすい

皆さんはどう考えますか?
政府は積極的に、中国からの永住者や投資家を受け入れることに動きをシフトしています。
金持ち優遇での動き、何かクルド人を盾に前進していくようにお思うのですが?

関東の比較的小さな住宅の解体事業者は7~8割はクルド人が請け負っています。
皆まじめに働いている人たちです。

私が思うには受け入れる日本政府のルール作りが、モラルありきの作りでその考えを捨てて、モラルを前提にしないルール作りをする時期に来ていると思います。

 

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