アメリカの高級車の代表
パッカードは比較的多く輸入されていたから、アメリカの高級車の代表として一般に認識されていた。上級モデルの「トゥエルブ」、普通モデルの「スーパーエイト」があった。
昭和25年昭和天皇が四国巡幸の際はオープンのパッカードが御料車を務めたほどで、その後も天皇陛下の倶奉車として1950年代まで皇宮警察で活躍した。
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日本でも政府公用車として使用され、昭和戦前には皇室や華族にも愛用される最高級車であった。
一般にも「宮様か株屋の乗るもの」と言われ、貴賓層か、あぶく銭を得た投機家でもなければ乗ることのできない自動車と見られていた。竹久夢二による化粧品の広告コピー(1930年)にまでその車名が登場したほどで、知名度は高かった。
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